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西東京市 西武池袋線保谷駅の腰痛、肩こり、頭蓋骨、内臓、骨盤矯正のトップ カイロプラクティック 

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症例集CASES

カイロプラクティックと肩甲骨周辺の不快感や背中の痛み

カイロプラクティックによる肩甲骨や背中の痛みの改善例をご紹介します。肩甲骨の内側から背中にかけての痛みは、当院でも大変多い症状です。代表的な発生機序としては、長時間のパソコン作業などによる肩甲骨周辺の筋肉の疲労による血行障害などが考えられますが、このような症状の患者様を検査してみると、骨盤の問題、内臓疲労、頸椎の問題など原因となるものは様々です。

症例1 10代 女性
高校入学時から学習時間が増え、肩こりや背中の痛みを感じていましたが、2年生の後半から長時間の学習により、左の肩甲骨周辺に強い痛みが発生するようになり、集中力が続かないとのことで、当院に来院されているお母様と一緒に来院されました。
状態は、かなり左側に偏った姿勢で左右の肩の高さに違いが見られます。問診中に椅子に座った姿勢は左の骨盤に体重が乗った姿勢でかなりの猫背になっていました。検査をしてみると、骨盤を支える靭帯が弱くなっていて、足の筋力は両足ともに弱化していて、その影響か首の動きの減少が見られます。ご本人様の感じ方ですと、「腰を伸ばすのが辛い」とのことでした。

1回目は頭蓋骨、腎臓、股関節、骨盤を矯正しました。矯正後の姿勢はお母様も「ずいぶん伸びた」とおっしゃられており、ご本人さまも「腰を伸ばして座れる」という印象をもったようでした。骨盤が安定したために、猫背のために前のめりになってしまっていた両肩が、からだを反らすように後ろ側に動くようになってきた影響であると思われます。

2回目は6日後に行いました。座る姿勢を意識して学習していたようで、左肩甲骨周辺の強い痛みはかなり軽減しているとのことでした。立った姿勢と座った姿勢の極端な左荷重も減少していましたが、検査をすると骨盤の不安定な状態は残っていました。矯正は腎臓、骨盤、頭蓋骨を行いました。初回に見られた頸椎の動きも回復してきましたので、上半身の柔軟性はだいぶ改善してきたようです。

3回目は期末テストを挟んだために2週間後に行いました。この期間、学習時間が長くなると腰や肩に鈍い痛みはあるものの、以前のような左肩甲骨周辺の痛みはあまり出なかったそうです。検査をしてみると、骨盤の不安定な状態は以前の2回ほど明確には現れず、この日は腎臓、股関節、肩、頭蓋骨の矯正を行いました。

経過としては、2週から3週に1回矯正を続け、大学受験期間も同様に行いましたが、高校3年生の始めころには、左肩甲骨周辺の痛みや違和感は学習中には発生せずに、追い込みの時期の長時間に渡る学習中も、腰や肩が疲れたかなという程度で乗り切り、志望校に合格されました。これは、ご本人様が姿勢にかなり気を付けていたことと、学習前と後に十分なストレッチを継続していたことも影響していると思われます。


症例2 20代 女性
10代の頃から腰痛に悩まされていたそうですが、20代半ばから腰痛よりも肩から背中にかけての痛みが強くなり、特に左肩から左肩甲骨にかけての痛みが強く、左の肘と手首の痛みも伴うとのことでした。この肘と手首の痛みは仕事でのパソコンを使う時間が増加すると強くなるとのことです。

からだの状態は、頸椎の動きが著しく減少していて、両肩の動きもあまりありませんでした。また、腰の動きも硬く、仰向けで膝を伸ばした状態で両足を持ち上げて頂くと、全く持ち上げられない状態でした。内臓は胃の負担が強く、このことも頸椎や肩に影響していると思われます。

初回の日は3連休明けだったために、普段ほど強い症状ではないようでしたが、胃、頸椎の矯正を行いました。持ち上がらなかった両足は改善しましたが、頸椎の動きは多少良くなったという程度でした。

2回目は1週間後に行いました。この日は疲労感が強く、左肩から手先まで痛むとのことで、胃と横隔膜、肩甲、骨鎖骨、肘、手首の矯正を行い、矯正後は頸椎の動きがかなり柔軟になりました。ご本人様の感想は「肩が動くようになった」とのことでした。こちらの患者様は胃の影響からの筋肉の緊張で、首、肩周辺のゆがみが強く現れていたのだと考えられます。

経過は、仕事の都合などで3週から1か月に一度のペースでしか行えませんでしたが、3か月後くらいから左肩、左肩甲骨周辺、肘、手首の強い痛みはほぼなくなりました。現在は初回の来院から7年が経過していますが、月1回の矯正を継続し、当初の症状は現れておらず、出産もされましたがとても安産で、産後の腰痛もありませんでした。