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西東京市 西武池袋線保谷駅の腰痛、肩こり、頭蓋骨、内臓、骨盤矯正のトップ カイロプラクティック 

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症例集CASES

カイロプラクティックとめまい

カイロプラクティックの矯正による、めまいの改善例をご紹介します。めまいの原因は多岐に渡り、血圧、耳の異常や脳の異常、また様々な病気の結果としておこる場合があります。当院では目まいに関して、病院での検査を受けた上で優先順位として手術や入院などの医学的措置が必要であるかどうかを判断されてから来院されることをお勧めします。その必要性がない場合は安心してカイロプラクティックの矯正を受けて頂けると思います。

症例1 70代女性
2011年の3月ころから、朝起きるとめまいを強く感じ、立っていることができずに、一日中寝て過ごすことが多くなったそうです。検査のために入院をしたところ、特に異常は発見されず、血圧が安定しないことが原因ではないかという結論のようでした。その後5か月間は寝たり起きたりを繰り返す生活をして、9月に当院の患者様のご紹介で来院されました。

からだの状態は腰椎と骨盤の固着が強く姿勢は左側に大きく傾斜し、頭蓋骨の緊張もとても強い状態でした。また、寝た状態から起き上がるとめまいが強くなるために、その時の一番楽な体勢で矯正を行いました。

初回は腰椎と頭蓋骨の矯正だけ行いました。起き上がって頂くと、やはり強いめまいが襲うために、次回の予約は様子を見てということをご希望になられました。

翌朝起きると、めまいの継続時間が少なくなっていたそうで、二日後に来院されました。二回目の時は姿勢のバランスも改善していたので、引き続き腰椎と頭蓋骨、そして肝臓の矯正をしました。この時も起き上がって頂くとめまいが強くなりましたが、週に二回ほどのペースで矯正することになりました。

来院から2週目からは、ご自宅でのめまいの継続時間は短縮し起きて過ごせる時間が長くなり、4週目からは、起き上がることでのめまいの強さは次第になくなってきました。

2か月目からは8割方改善してきたということですが、瞬間的にふらっとすることはしばしばあるそうですが、血流を促進する頭蓋骨矯正を中心に行ったところ、3か月目になると、ほぼ以前の生活ができるということでした。

この患者様は25年ほど前にむちうちをして、レントゲンで正常では前弯している頸椎が後弯していると言われたことがあったそうです。頸椎の動きとしては柔らかすぎて、緊張の強かった頭蓋骨との間に血流の循環の問題が強かったのではないかと思われます。

現在は2週に1回矯正を行っていますが、めまいが一時期強くなったり、日によってふらつくことがありましたが、安定した状態を保っています。


症例2 40代女性
こちらの患者様は6年前まで当院の近所に住んでいて、継続的に矯正を行っていた方ですが、ご主人の転勤によりイランに1年とドイツ4年滞在し、現在は長野県に住んでいます。埼玉に住むお姉様の家に2週間の予定で遊びに来ていた2日目に朝からひどいめまいを発症したために、発症から2日後に6年ぶりに来院されました。

状態としては立っていることは困難であり、寝ていても身体が回っている感覚があり、頭を動かす動作、起き上がる動作、立ち上がる動作の際に一層症状は憎悪するそうです。初日にはめまいのために嘔吐もしたそうですが、起きる気にも出かける気にもならず、病院での検査は受けておらず、今後の状態によっては必ず病院での検査を受けて頂かなければならないことをお話し、矯正を開始しました。

6年前までは約7年ほど継続的に矯正を行っていましたので、当時の状態と現在を比較してみると、多少歪みは全体として強くなっている傾向はありますが、骨格の安定性と耐性の高さは比較的良好でありそうです。

検査の結果、肝臓と骨盤の矯正を行いました。第一頸椎に対する頭蓋骨の位置関係にも不安定な所はありましたが、頸椎自体を矯正する検査結果は得られなかったために、優先順位としては見送りました。

実は十数年前に、今ほど十分に検査をせずに、めまいの患者様に対して必要のない頸椎の矯正を行った結果、一時的にめまいが憎悪して嘔吐させてしまった経験があります。結果としてはその後も来院して頂きめまいは改善しましたが、大変良い教訓になっています。

さてこちらの患者様は、肝臓と骨盤を矯正した後に起き上がって頂くと、やはり蹲りたくなるようなめまいが発生しました。もう一度検査を行うと、やはり第一頸椎と頭蓋骨の位置関係に問題があるために、後頭果という頭蓋骨の基礎部分を矯正しました。もう一度起き上がって頂くと、先ほどよりは程度は軽いようですが、やはり蹲りたくなるめまいは発生しました。

翌朝電話を頂いたところ、十分な睡眠をとった影響もあると思いますが、めまいの程度が大分軽減しているとのことで、翌日も来院されました。

検査をすると矯正対象となる箇所は、自律神経、頭蓋骨の全体的なバランスと後頭果であるようです。腹部、横隔膜、上顎骨、頬骨、後頭果を矯正しました。座位で後頭果を検査すると、後頭果が特定の方向に向いた状態では、頭を動かす動作の最に、めまいが減少することがわかりました。座位と仰臥位でこの方向に後頭果を矯正した後に起き上がって頂くと、フラフラする感覚はあるものの、前日のような蹲りたくなるほどのめまいは起こりませんでした。

経過としては、翌日も来院されて3日連続して矯正し、当院の定休日を挟んで更に2日連続で矯正を行いましたが、定休日後には殆どめまいはない状態であり、頭を動かす動作の最に気を付ければ日常生活には差し支えないそうです。

長野に帰る2日前に再び来院されましたが、合計5回の矯正の後は、めまいは殆ど感じずに日毎に体調も安定し、当初の予定から変更したそうですが、東京ディズニーリゾートに2泊で行ってきたそうです。

こちらの患者様は検査と経過から考えると、疲労が積み重なり自律神経がアンバランスな状態になり、結果として後頭果が不安定になり血流の問題も影響して強いめまいを発症したものだと考えられます。

当初の状態から考えると、矯正開始から3日後くらいから急速な改善傾向が見られ、回復は速い方でしたが、こちらの患者様は以前から長い期間矯正を継続していて、十分な骨格の安定性と耐性をお持ちであったために、このような回復経過になったと考えられます。